不格好エンジニア

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オブジェクト指向プログラミング特集を読みたくて 〜Software Design 2021年3月号〜

チーム内に新しいメンバーが増えてきて、クラス設計について議論する機会が増えてきました。冒頭特集「Javaでもう一度学び直すオブジェクト指向プログラミング」を目当てに『Software Design 2018年12月号』を購入しました。この雑誌は定期的に購入しています。


いま自分は、Goを使用したmicroservice構築に従事しています。GoだとRubyにおけるRailsのような絶対的な位置づけのフレームワークもなく、そのため、どのレイヤに修正を加えるか?インタフェース、クラスの設計をどうするか?という所がしばしば議論になります。

いくつかの議論を実際に経験してきた教訓として、デザインパターンを覚えるよりも、いくつかの大原則を理解し、なぜその変更が良いのか(あるいは悪いのか)を言語化できる事が大事なのかな、という気がしています。

本書では JavaのString, LocalDatを題材として、クラス設計で重要な3つの原則について学ぶことができます。
クラスはイミュータブルな設計にすべき、という原則が歴史的背景とともに紹介されており、理解が深まりました。